この映画は起立性調節障害である少女が自分の体験をもとに作った自主映画作品。最初に本が出版され、高校生が映画を自分たちで作り、自主映画で2万人を動員。全米高校生の部で上映され、国内外ともに鑑賞される方が多い。
私は東京で起立性調節障害の理解者を増やす活動をされている方が主催した今日も明日も負け犬。というこの映画を見ました。
その時は娘も連れていきたかったのですが、来れず、私の父母に声をかけ、一緒に。
うちの子とは違ったところもあったけど、気持ち的に追い詰められる子が本当に多いよなと思う。
あと教育関係者が見てほしいよなとも思う。
市の教育委員会主催の不登校親の会があったとき、うちの市でも上映してほしいといったが、そのままスルーされた。
個人の意見はそんなものだ。
というこの作品を映画で見ていて、本が出されることを知り、早速購入。
読みました。
映画と違って、高校受験に重きがあったな。いわゆる下剋上受験の話。今の娘にかぶるところもあるので、読んでほしいと思う。
この主人公は偏差値40から偏差値70の高校へ挑戦する。これを応援してくれた塾の先生もすごいし、応援してくれる周りの人たちがいて、人に恵まれている人だなと思った。それだけ、この子が応援したくなるような子なんだろうな。
あまり内容を書いてしまうとネタバレになったしまうので、映画とは違った
「今日も明日も負け犬。」
を見た。
この本、課題図書になってもいいのにな。