慢性疲労症候群について
起立性調節障害に似ている病気である。
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)とは、これまで健康に生活していた人がある日突然原因不明の激しい全身倦怠感に襲われ、それ以降強度の疲労感と共に、微熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、脱力感、思考力の障害、抑うつ症状などが長期にわたって続くため、健全な社会生活が送れなくなるという疾患です。現段階では、詳しい発症要因は分かっておらず、明確な治療法も確立されていません。
大阪府のHPを引用しています👇
症状の頭痛、不眠過眠、思考力や集中力の低下、意欲がわかない、憂鬱、日常生活に差支えがある倦怠感などの症状が起立性調節障害に似ている。
違っている点をあげるとするのならば、この慢性疲労症候群は微熱ないし悪寒、のどが痛い、などのかぜ症状とも言える症状があることが違う。
そして怠けているのではないのか?と思われる点、これも似ていますね。
たまにこの慢性疲労症候群については何かの記事で見かけたことがあります。頑張りすぎてしまうとこの病気になってしまうことがあるという内容でした。
起立性調節障害も考えられるすべての病気の検査をし、除外し、そして起立試験のデータをもとに診断されます。
この起立試験とは患者が寝た状態でバイタルの計測、そして立ち上がり、5分後、10分後の数字のデータをみます。起立後すぐに血圧が一気に下がる人、血圧の低下は著しくはないが心拍数が上がる人などがいます。ただ、起立性調節障害のグレーゾーンという診断をされる方もいるそうです。
その時の数字では出てこなかったのでしょう。でもだからといって起立性調節障害ではないと言えないようです。また、ほかの病気を併発している場合があります。そうなると治療法が起立性調節障害だけではない治療になります。
初期症状だと治る時間が短いって病気はよくありますよね。
起立性調節障害は一部の方をのぞいては、たいてい時間をかけると成長とともに治っていくようです。
娘が起立性調節障害になったとき、なんでこんなに辛そうだし、見ている親もつらかった。でも病気になる子供をもつ親はみんなつらい。
そして、何より本人が一番つらい。と思う。
娘が起立性調節障害になり、いつ治るかわからない、トンネルの出口が見えないと思っていたが、ほかの病気を調べていくと、病気と闘う人はみんな同じだと思う。
でも出口の見えないトンネルを歩むからこそ、たまに休息できるときは楽しいことに目を向けた方がイイ。
と思う。
他にも起立性調節障害に似ている病気があります。しかし、その続きはまた別の機会にします。